VAIOスマホことVAIO Phoneの失敗を考える

こんにちは四夜です。
明日は学校の健康診断があり、色々とガクガクブルブルなところです。
そう、なんといっても帰省している間、家でお菓子をほぼ毎日食べていたことや外に出れないことをいいことにい一日中ベットでごろごろしてたりとだいぶひどい生活を送っていましたから。
も、もちろん出かけて運動?もしましたよ。ハンドルを操作するという運動を・・・

さて、今回は大炎上してしまったVAIOスマホことVAIO Phoneの失敗はなぜ失敗したのか自分なりに考えてみたいと思います。
vaio_furi1_ura.jpg

まず、今回の騒動を簡単にまとめると、

1、VAIOスマホことVAIO Phoneが登場する。
2、しかし、実際には元々あったスマホにVAIOロゴを付けただけの物。
3、さらに値段が高く、ぜんぜんミドルレンジモデルの値段ではなかったことで評判が悪化
4、終いにはVAIO側、日本通信側の失言が相次ぎ波紋を広げた。

と言った具合です。
ちなみに、この週は久しぶりのノーマルMacBookやApple Watchなどの発表があったにもかかわらずそれを上回るほど話題になってしまいました。

以上の事柄について僕なりに原因を考えてみました。
1つ目の原因はそもそもスマホに手を出してしまったこと。
もちろん、スマホに進出するのは個人的に大歓迎ですし、今回狙いを定めたSIMフリースマホという市場は今年の5月からSIMフリー化が義務化される今の状況を考えればベストな選択です。
しかし、VAIO株式会社という会社は元々親元であるSONYで業績が振るわなくなり切り離された経緯があります。実際にはSONYがVAIO事業の決算を公表していないため収益状況ははっきりとはわかりませんが、回復していたテレビ事業とアメリカでヒットしたPS4事業によりある程度安定が見えていた時期にもかかわらず、あの切り離しの発表でした。
つまり、他の事業で穴埋めが出来なくなった今のVAIO株式会社の最重要課題は本業のPC事業の立て直しであり、スマホに進出している場合ではなかったということです。

2つ目に問題だったのが発表前のVAIO側の発言があります。
もともとSIMフリーのミドルレンジということは言及していたため、元々はそこまで期待はなかったように感じます。
しかし、様々なメディアでインタビューを受けるうちにVAIO側が他社の製品を「2流品」などと強気な発言をし、さらには「VAIOを名乗るに充分な物に仕上がった」とimpress watchのインタビューに答えたため一気に注目度が増しました。
しかし、実際にはVAIOロゴがついただけの代物でした。

3つ目に問題だったのが価格設定とプラン設定
そもそも今回のVAIOスマホがVAIOファンのみならず普通にSIMフリースマホを探していた人からも遠ざかってしまったのは価格設定とプラン設定にあります。
まず、ミドルレンジと言いつつ5万を超える価格は正直高いです。
また、プラン設定で分割にすると約4千円というものもありましたが、そもそもSIMフリーのスマホにこのようなプランを作ること自体ナンセンスな気がしてなりません。(実はもっと安いプランも有りますが、どちらにしてもナンセンスな気がします。)
また、プランとはちょっと違いますが、SIMフリーとは言いつつも実は他社のSIMが使えないという問題があり、実際にヨドバシカメラの店員さんの話によると大手3社はVAIOでSIMが使えないと公表しているそうです。
これでは何のためのSIMフリーかわかりませんね。

4つ目に問題だったのがVAIO側と日本通信側、両者の失言問題です。
実際には失言とまで取られていないようですが、僕は充分失言だと思っています。
まずは、日本通信側の失言ですが、VAIO Phone発表後に記者から「VAIOロゴを消しても売れると思うか?」という主旨の質問をされた際に日本通信側は「いや、売れないと思う」と解答しました。
さらにVAIO側からは「こんなはずではなかった」「悔しい」などというコメントが出ており、一般ユーザーからすれば何がなんだかよくわからない状態です。
実際には開発主導権を握っていたのは日本通信側でVAIO株式会社はデザインの監修のみをしていたようですが、本来本当にスマホを売り出したければ自社で開発チームを立ち上げるべきだったのではないでしょうか。
まがいなりにも、VAIOの開発陣は数年前にSONY Tabletを自分たちの手で開発しており、更にそのType Pは彼らの本拠地である安曇野で生産していたわけで、やろうと思えば出来たはずです。しかし出来なかったのは既述の通り、もっと専念すべき課題があったためと思います。

最後に最も重い問題というか失敗はVAIOブランドを安売りしてしまったことです。
SONY時代に、Window8.1が出た直後だったと思いますが、VAIOは高級PCになるべくその方向に舵を切りました。
実際にVAIO Duo13やVAIO Pro、VAIO Tap11など通常のPCが市場よりも高めの設定にしながらもその独特なデザインや機能で差別化を図ってきました。
それがなくとも、VAIOは505やZ、X、U、Pなど様々な機種を長きにわたって発表しそれによってVAIOブランドというものは価値を高めてきました。
しかしながら今回、言葉は悪いのですが、実質日本通信に”名前を貸しただけ”ということになりここに来てVAIOのブランドに傷を付けかねないことをしてしまいました。
ただ、僕自身はこの程度では傷がつかないと思いますが、今回のようなことが続けばもちろんVAIOブランドとしての価値は落ちていくと思います。

ほかにも細かいところを上げれば数えきれない気がしますが、今回の騒動のお陰でODMに対する印象が変わったのではないかと思います。(実際にはODMというよりOMEな気がしますが・・・)

ただ、そんなVAIO Phoneでも評価したい点が2つあります。
まずは、ロゴ。
キャリアとなる日本通信のロゴが入っていないのは歓迎すべき点です。
毎回言っていますが、ドコモのように一番良く見えるところにデカデカとダサいロゴを付けるなんて論外です。
この点は今後他のメーカーも見習って欲しいところです。

次にソフトウェア面です。
まず日本企業としては初?(記憶が曖昧ですいません。)となるAndroid5.0を搭載したこと。
さらに、日本通信のアプリが一つ入っているものの、他にキャリアアプリ、メーカーアプリが全くないことは評価できると思います。
これもドコモの悪口で申し訳ないのですが、はっきり言ってキャリアアプリってメールくらいで十分です。
別途契約しないといけないdビデオとかそんなの入りません。あとSONYアプリでもいらないものが多すぎるのでこれはスッキリして欲しいところです。
これがVAIOスマホではスッキリし過ぎなほどスッキリしています。
まあ、基本的にSIMフリースマホなんて、キャリアやスマホに詳しい人が使うのが大半だと思うので正直スッキリしすぎていても問題無いと思います。むしろいらない物がついていないのでストレージも食うことなくいいのではないかと思います。

最後に、VAIO Phoneはいろいろ問題はあるにせよ初めてPC以外でVAIOという名が与えられた製品です。
今後、VAIO株式会社が本腰を入れて時期VAIO Phoneに取り組んでくれればいいのではないかと思います。
大丈夫、だってVAIO株式会社はつい最近もVAIO Zを復活させたばかりなのだから。技術力は十二分に持っているはずです。
今後の立て直しを期待しつつ、僕は次にVAIOを買うための貯金をしておきます。

いかがでしたか?
ではまたお会いしましょう!
今日もいい日でありますように!
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